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今すぐ対策できる結露・湿気対策!2021年8月5日

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弊社では、この時期になると”結露対策”に関するご相談を多くいただきます。

今回のブログは結露対策について詳しく紹介いたします。 8-) 

 

CONTENTS

① 結露の原因

② 結露が生じるリスク

③ 結露・湿気対策

 

————————————————————–

 

➀ 結露の原因は?

 

 結露したグラス

空気中には水蒸気として一定量の水分を含むことができ、この量を飽和水蒸気量と言います。

飽和水蒸気量は温度が高いほど多く、逆に低いほど少ないことが特徴です。

飽和水蒸気量いっぱいに水蒸気を含んだ温かい空気が冷やされると、その容量を超えて押し出されるように

水滴となって現れます。このように温度が低下し水滴になって現れる現象が結露です。  

 

例えば、蒸し暑い雨の日を考えてみましょう。 外気は 30℃、湿度が100%と仮定します。

エアコンをかけて、室内を 26℃まで下げました。

空気は冷やされると、飽和水蒸気量(空気に溶け込める水蒸気の最大量)が下がります。

空気に溶け込めなくなった水蒸気は水滴となり、結露してしまうのです。

なので、結露は季節とは関係なく、気温と湿度の変化で起こります

 

結露が起きている工場の特徴を挙げてみます。

 

・室内に湿気が多いこと

 

・室内外の温度差があること。 

 

 また、結露は工場の次のような場所で発生しています。

 

天井面に結露が原因でカビが発生している・・・ 天井面に水滴ができにポタポタ落ちる・・・
蒸気が蔓延して、天井で結露する・・ 冷房の吹き出し口から結露する・・
冷蔵庫の天井面に水滴が氷結している・・・ 天井裏結露が発生する・・・
内壁が結露する・・・ 屋外の冷水タンクが結露する・・・
ガラスが結露する・・・ プレート式熱交換が結露する・・・
 
乾燥機などの熱源設備が結露する・・・  

 

 

② リスク

結露を放っておくとこんなリスクがあります。

・食品会社の場合、食品に雑菌が付着し繁殖してしまう危険があります。

 

・製造会社では、高い湿度や結露によって、製品の品質が低下するリスクがあります。

 

カビが発生する原因になり、悪臭の発生源にもなります。

 

・水滴が通路に落ちて、思わぬ転落事故につながる恐れがあります。

 

③ 結露対策

結露の状況によって改善対策が変わりますが、次に効果的かつお気軽に改善できる対策をご紹介します!

 

”特殊 結露防止塗料” 結露箇所をピンポイントで対策!

 

建物の壁や天井面など、結露が発生している箇所にピンポイントで塗装し、結露の発生を抑えることができる。施工は、ハケ・ローラー・吹きつけ施工など、塗装の様々な工法に対応しており、特別な工具を必要としない。また、塗装に限らず、テープ状シート状など様々な状態での施工ができ、現場状況に合わせた対策が可能となる。

塗装 テープ状 シート状

 

 

”特殊 結露防止塗料”で結露対策を実現できた天井面

 

”常温で固まるガラスコーティング” 撥水効果で結露対策!

従来、高温で被膜を形成するガラスコーティングを常温で可能にした常温ガラスコーティング。表面がガラス質の膜に覆われるため、塩害や黒カビなどに強く、建物の壁面を長期的に保つ効果がある 撥水(防水)効果もあり、結露防止をつなげる

タンク 設備
配管 内壁

 

室内全体を定エネルギーで除湿する ”廃熱利用デシカント除湿システム”
室内空気を除湿ローターに通すことで空気中の水分を除湿ローターが吸着し、除湿を行う。従来のデシカント除湿システムは、そのローターの水分を80℃近い高い熱エネルギーで飛ばし再生させていたが、本システムは工場内の40℃程度の低温廃熱を利用エネルギーで除湿ローターを再利用することが可能。このシステムを工場内で活用することで、工場内全体の除湿を実現する。
 

 

結露発生箇所に送風!工場内の湿気を取るための換気!
結露発生箇所に、ピンポイントで送風することで対象箇所を乾燥させ、結露の発生を防ぐ。また、工場内全体の湿気を取るために換気と給気を適切に行うことで、常にフレッシュな空気が工場内に取り入れられ、結露を発生しにくくする。
  

 

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