今年一番お問い合わせの多かった!気化熱を利用した空調システム2024年11月7日
こんにちは!サンエイテクニクス大林です。
今回は、今年一番お問い合わせの多かった!気化熱を利用した空調システム
「間接気化熱利用空調」についてご紹介いたします!
間接気化熱利用空調とは |
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■Point ①水の気化熱を利用して内部の特殊なコアで 熱交換する
②外気や室内空気を加湿せずに冷却可能
③気化に使用する水量はわずか
④冬場は廃熱を取り込むことで 暖房用としても活用することが可能。 |
間接気化熱利用空調システム 導入事例 |
【某濾紙工場】
Before |
今回対象エリアは約22,000㎥と大空間。
空調機がなく、夏の外気温と紙を乾かすためのドライヤーによる熱風で 室内温度は常に40℃近くに… WBGTも危険又は厳重警戒となる日が多く、熱中症により倒れたり、 離職してしまう方もいる状況でした。
早急に作業環境の改善が必要!!
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■サンエイテクニクスの提案
①イニシャルコストおよびランニングコストを抑える ➡空調エリアは作業場全体では無く、人のいるエリアである高さ2.5メートル以下とし、 最小限の範囲を空調する成層空調の実現 ②作業エリアを冷やすために、吹出温度は20℃に設定する ➡間接気化熱利用空調で、ある程度外気温を下げた後、冷凍機で吹出温度20℃にする ③WBGTは警戒の28未満とする ➡WBGTは温度だけではなく、湿度も影響しているため、 絶対湿度が上がらない間接気化熱利用空調で、WBGTを下げる
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After |
~今年の夏、非常に快適な環境で作業することができた とお喜びの声を頂きました!!~
吹出温度を20℃にするために、間接気化熱利用空調に冷凍機を 併用することで、出来る限り少ないエネルギーで設定温度20℃を実現。
20℃の冷たい風を、約2.5mの低い高さからじわじわと給気し、 作業場下側には冷たい空気層を。その上部には、少し風速のある 空気を吹き出し、冷たい空気と温かい空気の緩衝空間を作り、 成層空調となるように、設計し実現することができました。
この成層空調が実現できたことにより、 最小限のランニングコストで過酷な作業環境の改善ができました。
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【外形写真】 |
【内部写真】 |
今回の間接気化熱利用空調以外にも暑さ対策のご提案を行っております。
【概要についてはコチラ☟】
間接気化熱利用空調・今回の事例に関するお問い合わせは
是非!お気軽にお問合せ下さい!!
※尚、当社は製造業のお客様へ直接、省エネのご提案をさせて頂いております。
その他のお客様からのお問い合わせに関しましては、対応出来かねますので何卒ご了承下さい。
【大林 香奈子の一言ブログ 】
私の趣味は登山です。昨年から秋の女子旅で友達と登山旅行をしていて、今年は秋田と岩手へ行ってきました。長野にも「駒ヶ岳」があるのですが、秋田にも「秋田駒ケ岳」があります。ちょうど紅葉がとても綺麗で秋の東北旅が癖になりそうです(^^♪ちなみに・・・私は青森出身です!