排水処理にお困りの工場様必見!!高速旋回流排水システム2017年7月4日
こんにちは(^^)
愛知県の工場を中心に工場の省エネ提案をしているサンエイテクニクスの高木です。
最近の朝食は、豆乳・バナナ・人参・はちみつ・ココナッツオイル 配合のジュースを作って飲んでいます。
それぞれの栄養素が存分発揮されるのを願いながら、日々アンチエイジングに努めております(^^;)
さて、今日は排水処理の問題で困っていた2つの工場の事例をご紹介します。
●化学工場の排水処理
【悩み】
CODの高い排水で、生物処理がかかりにくく、フェノールが処理しきれていない。
また、沈殿槽の汚泥が沈降せず、苦労していた。
【課題】
CODのカット率を高め、沈殿槽の汚泥沈降を促す。
【解決策】
240t水槽に、高速旋回流排水システムを設置し、沈殿槽には、スラッジイーターを
下向きに8基設置して、汚泥の強制沈降を図った。
【処理結果】
フェノールが20mg/ℓ→1.0mg/ℓ以下
予想以上にフェノールの処理が進み、まったく問題ないレベルにまで数値が下がりました。
また、沈殿槽はスラッジイーダーを仕様することなく。汚泥が浮いてこなくなりました。
高速旋回流排水システムで好気処理が進み、硫化水素などのガスが汚泥に噛まなくなった
ものと思われます。
●弁当工場の排水処理
【悩み】
加圧浮上処理を行っていたが、処理不良での自治体への反則金の支払いや、悪臭と汚泥処理
に困っており、その臭いで近隣苦情も発生していた。
【課題】
反則金を減額し、腐敗臭をなくしたい。
【解決策】
40tのプレコン水槽を7槽埋設し、高速旋回流排水システムで処理を行った。
【処理結果】
BOD:2,500mg/ℓ→400mg/ℓ以下
S S:1,000mg/ℓ→400mg/ℓ以下
N-hex: 350mg/ℓ→ 40mg/ℓ以下
下水放流基準値まで処理を行うことに成功しました。
また、悪臭発生の問題も解決に至りました。
●高速旋回流排水システムとは
内部突起に空気を激しく衝突させることで微細気泡が発生し、高負荷の排水や循環水中の
溶存酸素濃度を高めます。
酸素を槽内に行き渡らることで、微生物の好気呼吸をサポートし、代謝及び生物分解能力を
最大限に引き上げます。
微生物の代謝効率が悪い=下水放流基準値に満たない・悪臭がでる ×
微生物の代謝効率が良い=下水放流基準値を満たす ・悪臭がでない ○
ブロワ―の省エネ、BODの改善、汚泥の削減、悪臭防止につながります。
このシステムはデモ機がありますので、お試しができます。
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株式会社サンエイテクニクス 高木